車載センサー
タクシーやバス、ゴミ収集車など街中を走りまわる車両をデータ収集プラットフォームとして捉え、 GBiotの車載環境センサーを用いることで稠密(ちょうみつ)な大気汚染状況を把握することが可能です。
測定項目は自動車排ガス影響を考慮し、PM2.5やPM10、NO2、GPS、オプションとしてOx、VOCと多岐に渡ります。
データは毎秒クラウドに送信され、下図のようにリアルタイムなデータ把握が行えます。
GBiot-SG0
GBiot-SG1
製品仕様
GBiot-SG0 | GBiot-SG1 | |
電源 | 12V(シガーソケット) | 12V(シガーソケット) / USB5V |
消費電力 | 5W程度 | 3W程度 |
通信 | Wi-Fi | Wi-Fi / BLE |
測定項目 | PM / NO2 / O3 / GPS | PM / NO2 / GPS / 騒音 |
気象項目 | 温度 / 湿度 | 温度 / 湿度 / UV / 日射 |
重さ | 約8kg | 約500g |
センサー寿命 | 約1~5年 (使用頻度・センサー種により異なります) |
約2~5年 (使用頻度・センサー種により異なります) |
モビリティによるセンシング
タクシー、トラック、ゴミ収集車、バスなど地域をくまなく走りまわるモビリティにセンサーを装着することで、 GBiotの得意とする環境情報に加え、道路の痛みや凸凹、画像解析による積み荷やごみの量推定、渋滞状況の把握などが可能になります。
GBiotは、慶應SFCの中澤研究室が中心となる「地域iotと情報力研究コンソーシアム」での「モバイル環境測定ワーキンググループ」を担当することにより、 街の環境に関する情報を時空間粒度細かくセンシングし、プラットフォームを介してアプリケーション等へ流通させるためのセンシング技術、 IoTセキュリティ技術、IoTデータリアルタイム流通技術等の研究と実証を進めています。